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週刊水曜日[Hatena Blog]

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「乙女はお姉さまに恋してる 2人のエルダー THE ANIMATION」が“黒歴史”なのは…

日記・コラム・つぶやき アニメ・コミック

OVA乙女はお姉さまに恋してる 2人のエルダー THE ANIMATION」を amazon.co.jpでのレビュー評価が〝★1〟から〝★2〟ということもあり、『Vol.1 だけ怖い物見たさで見て後は見なくても良いか…』ぐらいの気持ちで楽天レンタルでDVD Vol.1 を借りて、近所の TSUTAYA でDVD Vol.2 ,DVD Vol.3 を借りて見終わりました。
結論から書けば、私がもし、〝ギャルゲー版やソフトバンククリエイティブ嵩夜あや版 小説「乙女はお姉さまに恋してる 2」を見ていない状態〟だったならば、そんなに〝★1〟ってことはないんじゃないのか? 続けて Vol.2 , Vol.3 を借りて見る気にはなったのだし〝★4〟は無理でも〝★3〟ぐらい付けても良いのでは?
とはいえ、私は PCギャルゲー版、嵩夜あや小説版 を読了していますので、レビューで〝★1〟から〝★2〟の評価を付ける人の気持ちもなんとなく分かる気がします。

少しでも間口を拡げるため、全年齢対象仕様にするのは理解できますし、脚本家の横手美智子さんがギャルゲー群像劇を要所を押さえオリジナル要素を入れて 24分フォーマット 3本で再構成する条件下でのお仕事ですから、シナリオにツッコミどころはあるものの大規模な破綻はなく、さすがプロフェッショナルです。
たぶん、マーケティングの問題でフォーマットが決まったのでしょうけれど、まったく知らない人には手が出にくい「女装潜入ファンタジー」という素材。だからといって、原作のファンが対象ならば、始めから出さない方が良かったのでは? なんてことを思いました。
契約でアニメーションも条件に入っていたのならば、のり太さんのキャラクター原案からキャラクターデザインをアニメーション向けに変更するのは仕方が無いとは思えるのですが、「乙女はお姉さまに恋してるPortable〜2人のエルダー〜」からキャスト変更というのは「乙女はお姉さまに恋してる」の成功体験があったからと推測します。テレビアニメーションならば上手くいった戦略が、尺が違うのですからOVAでも上手くいくとは限りません。OVA神近香緒理(かみちか・かおり)さんを演じられた竹達彩奈(たけたつ・あやな)さん自体は、良い演者さんだと思います。でも、キャスティングとして〝男の娘を見破りながらも、許容するような大人ぽさと意外と乙女〟というキャラクターにふさわしいか? と考えると子供っぽい印象ですから、私の頭の中ではイメージの乖離による不整合が Vol.3 でも解消されずにエンディングとなりました。
コア層の Blu-ray を買うような猛者(約1300〜1000)向けではなく、レンタルビデオ店に置いてもらうことで、コンシューマーゲームへのリーチを考えていたのなら、どっちつかずの中途半端な販売戦略としか思えません。
黒歴史〟となるのも、当初からの必然だった。とか書くのは後からレンタルで見た程度のユーザーが、改めて書く事では無いかもしれませんが、備忘録として。


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