前置き
2014年5月12日は、なんとか時間の都合がつきまして、急遽 段原集会所まで出動することができました。
その日のうちにまとめたかったのですが、まとまらなくて、明日(2014年5月17日)に予定されている説明会には私は出席できそうにないので、書きかけでも私の感じたことを書いておくことにしました。
本題
開会挨拶の後、これまでの説明会第1回から第3回であった経緯の説明に入り、第4回の説明終了後の質疑応答になりました。
第1回にあたる2013年9月27日に開催された京橋町・稲荷町地区の住民向け説明会では〝駅前大橋線〟について好意的だったので、今回、〝広島駅南口は現状で良い、多額の税金をかけて事業をすることはないのだ〟という「広島駅南口広場再整備計画全部反対」みたいな極端な主張の住民の方は出席しておらず、広島電鉄の軌道線を南口広場には駅前大橋を通す前提での行政側の説明でした。
質疑応答では、今回の計画では示されていない京橋町電停(仮称)についての要望と行政の現状説明にかなり時間を割かれる形で終了となりました。
- 広島市南区「駅前大橋南詰」交差点
撮影;2013年10月9日
私見
広島電鉄の椋田昌夫代表取締役社長が決算発表で、循環ルート案について好意的な見解を表明されたようで、広島電鉄が現段階においてできる支援だとは思いますが、反対派の人達はどう受け取ったのでしょうか?
当初の「8の字」の廃止代替路線バスについては軌道線の循環ルートの実現可能性が高まったということで、行政側としては地域住民の方々の受けが悪いし、代替バス案については、これ以上の検討はしないようです。
猿猴橋町地域と八丁堀・紙屋町地区へのアクセスは既存のバス路線のバス停の集約で乗り場が分かりやすく、乗りやすい路線バスを選ぶか?
路面電車のペデストリアンデッキ(高架)の電停にちょっと昇るという選択が出来る事になると思います。
まだ決定では無いということで再開発Bブロックへのペデストリアンデッキおよび地上のバス停がどうなるか? 設計において今からでも間に合うのかが気になります。
京橋町電停(仮称)についてですが、広島電鉄本線の紙屋町・八丁堀地区との時間短縮が副次的にですが目論見ですし従来と同じではないにしても時間がかかれば多額の税金をかかると批判する人たちには好都合ということになりかねないと思います。
それでも電停が必要ということでしたら60メートルを確保するため交差点の廃止とか家屋の立ち退きという策がいるのではないかと思います。それよりも、ペデストリアンデッキの延長とかでちょっと歩けば広島駅をアピールしたり自転車と歩行者の分離を目指した方が良さそうな気がします。
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