安定を目指せ! (出来れば静穏に…)に書いていますが、PowerLeap PL-iP3/TではCPU内蔵の温度センサーは読み取れません。
PL-iP3/Tの改造のための資料を収集しました。
【2003年1月18日】改造に取りかかりました。
MT-PRO1000(初期型)から PL-iP3/T を取り出しました。
殻(カバー)を開いて基板を取り出します。
図面を見て配線するピンを確認します。
テスターで隣と接触していないか導通を確認しました。
今のところ順調です。
殻を被せると電線の被覆に当たっています。
殻を外して当たっている殻の部分をアートナイフで削り取り、ついでにチップコンデンサ(キャパシタ)も接触しているので殻を削しました。
PL-iP3/T を取り付けて起動させましたが、温度センサーはN/A状態。
取り出して見ると、断線していました。
再び断線しているので配線をし直します。
このとき焦って他の端子にハンダを載せてしまったのを取ります。
PL-iP3/T を取り付けて起動させると、ようやく温度センサーはBIOSからモニターでき“62℃/143°F”と表示されました。
Windows XPの起動に移ったら、 「ピー」とスピーカーから警報音がして、51℃から123℃の間で目まぐるしく温度が変化してしまいます。
停止して再起動してBIOSからのモニターを[ignore]にしてWindows XPを起動すると警報音は鳴らなくなりました。ケースを閉めて電源を一旦切って再起動させようとしたら、今度は起動しません。
【2003年1月21日】 再起動を試みましたが出来ません。PL-iP3/T を抜いて差し直すと起動しました。
どうやらPL-iP3/T に付けた配線が slot1 と干渉してしまい接触不良を起こしていたと考えられます。
差し直したことで配線が外れ、温度監視プログラムの表示ではCPU温度は表示されなくなった模様です。
いろいろありましたが、安定を優先させるためと時間が取れないためこのまま放置することにしました。
【2003年2月24日】 時間が取れたので PL-iP3/T の改造に再挑戦です。Slot1のコネクタに接触しないようなハンダ付けが上手く行かず、何回も加熱した結果、PCBのパターンを剥がしてしまいPL-iP3/T の改造は結果的に失敗となりました。
とりあえず、配線を取り除き温度センサーはN/A状態のまま復旧させました。(泣)