週刊水曜日[Hatena Blog]

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「国旗・国歌の強制 違憲判決 価値観の多様性を尊重」という記事を読んで

ここ(中国新聞「朝刊探索」2006-09-21)で盛り上がっている「国旗・国歌の強制」の話題ですが、なんか“もやもや”を感じていました。
2006年9月23日付の中国新聞の「核心評論」というタイトルのコラム「国旗・国歌の強制 違憲判決 価値観の多様性を尊重」という共同社会部司法キャップ・竹田昌弘さんの記事を読んで自分の中の“もやもや”の正体が分かりました。

自分たちに有利な判決が出たと喜ぶ教職員の人たちにも、ここに書かれた“おかしな判決”“バカな判決”という言葉にも同意できないのは『違う考えがあるということを認めること“寛容さ”が無いんだな』と感じたから。

水掛け論になって妥協点が無いから話し合わないようにするのも対立を激化させないためには仕方がないことなのかな?

現場にいたのは、もう自分の今まで生きた中の前半よりの話であやふやなのだけど、「歌うな」とも「歌え」とも“強制”されたような記憶がありません。そういう環境というのは恵まれていたということなのでしょうね。

初出:中国新聞「朝刊探索」2006-09-21 へのコメント(2006-09-24 10:27)