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私にとっての統一地方選挙2007[広島市]

広島市選挙管理委員会の倉田治委員長から秋葉忠利さんが当選証書を受け取られた。
そうで、広島市のwebでは、さっそく秋葉忠利市長の画像が復活していました。

さて、広島市長選挙に立候補・支援のwebを確認しました。
選挙期間が終わったのですが、
秋葉忠利 みこし連
前広島市議会議員 大原邦夫ホームページ
↑“元”のはずなんですけどね?
凍結は解除されたはずですが、特に新たな記載は発見できませんでした。
かしむら武昭の広島元気宣言!
は“無題ドキュメント”に挿し変わっていました。雲隠れですかね?
(自称)平和理論研究家 荒木実(あらき・みのる)さんについては、今どうしているのかgoogleではちょっと分かりません。

初出:中国新聞「朝刊探索」2007-04-09 へのコメント (2007-04-09 19:54)

広島市のwebにて
平成19年4月8日執行広島市長選挙 開票状況
が公開されていますので拾って見ました。

全投票者数:486329
まず、無効投票数:7975 (1.64%)
結構、多いですね。無効の中身はどうだったのでしょうか? 白票とか? 期日前投票では候補者の名前を記入する形式だったので書き間違えたとか?
4位、荒木実さん:11073 (2.28%)
荒木さんの主張に賛同した人がこれだけいらっしゃると受けとめて良いのかな? それとも、既存の政治家以外というニーズの受け皿だったのでしょうか?
3位、柏村武昭さん:116211(23.90%)
2位、大原邦夫さん:125075(25.72%)
当選、秋葉忠利さん:225982(46.47%)
確かに大差を付けての当選には違いはないのですが、2位と3位の票を合わせた場合、比率は 49.61% となります。
前市長の秋葉さんに不満がある有権者のすべてが2位と3位に分散した結果と仮定したら、秋葉さんも“信任されている”とは言い難いと思います。
秋葉さんには信任をした有権者だけではなく、これまでの市政に不満がある人がいるということも考えた上で市政を奢ることなく、おこなっていただきたいと考えます。

初出:中国新聞「朝刊探索」2007-04-10 へのコメント (2007-04-10 00:05)

と、前振りの後も立候補した方についてお会いしたこともなく、広島市選挙管理委員会広島市長選挙選挙公報とマスメディアによる報道やwebでの情報で書かざるを得ないのですが雑感を書きます。

荒木 実さん
ご自身もしくは応援者によるwebもなく、googleでは同姓同名の彫刻家と元競輪選手の方が上位に表示されるという現況で、いったい普段どんな活動をしているのか?
よく分かりませんでした。ご自身でポスターを掲示板に貼るという選挙活動はお金をかけないという事でのみで良いと思いますけどね。
選挙公報を読んで、マスメディアが“泡沫候補扱い”した理由も見えてきました。
著書は自費出版されているらしいことも分かりましたが、出版社に相手にしてもらえないような、ご自身の“平和理論”を“ヒロシマ”というブランドで広めるために立候補されたと私は受け止めました。
>「現実離れ」として拒否する事が核廃絶の最大の障害。
選挙公報」より
そのご自身の考えを受け付けないからといって、私が“核廃絶の最大の障害”と糾弾されて良い気分にはなりませんし、秋葉さんにご自身の提案を送ったのに相手にされないから立候補って八つ当たりでは?
そもそもなんで、自費出版よりも比較的安価な情報伝達手段であるwebを使わないのでしょうか? コンピュータは嫌いなのでしょうか? 別にご自身が嫌いでも誰か手伝ってもらう友人とかいないのかな?
柏村武昭さん
放送界での活動は立派だったと思います。しかし政治家としての活動は、すでに他所でもさんざん書かれているように私も評価できません。
“県民党”と言いつつ、当選したら程なく自由民主党に入り、“本音”を語った問題発言をして…。
今回、中川秀直幹事長の要請により立候補。“市民党”と言いつつ、自由民主党の推薦をうけて…。
私も柏村武昭市長という想定される最悪の事態を回避できてホッとしています。
大原邦夫さん
広島市市議会議員を辞めて広島市長選挙に備えていたという割には、知名度を上げることは出来ませんでした。
マニフェストはそれなりなのですが、職員の削減というのは大事ですが、3000人を削減するために新規採用を10年取り止めるという例を出しています。
そんな20歳台がいない歪な年代構成の市役所は組織としてどうなんでしょうか?
また、応援者として“前の市長”&“前放送会社社長”で先日まで共同通信「報道と読者」委員の職に就かれていた平岡敬(ひらおか・たかし)さんの名前を挙げていたのも腰が引けた理由です。
“問題先送り”と秋葉忠利さんを批判するのにアジア大会バブルなどの“問題を作った”人が“応援しています”って変な感じです。 webによれば“広島市助役の方々”が事務所開きの時に出席されたそうで、職員の削減と矛盾していませんか?
秋葉忠利さん
については、↑で思いは書いています。私は積極的に秋葉さんに投票したわけではなく、立候補者から消去法で選択した結果です。
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