に-つま・る【煮詰(ま)る】
(動ラ五［四］)（1）長時間煮て、水分がなくなる。「みそ汁が―・る」
（2）十分に議論・相談などをして、結論が出る状態になる。「原案が―・る」
[三省堂「大辞林」]
に-つま・る【煮詰まる】
《自五》
(1)煮えて水分がなくなる。
(2)議論や考えなどが出つくして結論を出す段階になる。「ようやく交渉が―・ってきた」
(3)転じて、議論や考えなどがこれ以上発展せず、行きづまる。「頭が―・ってアイディアが浮かばない」
[株式会社岩波書店 広辞苑第六版]
EPWING版[三省堂「大辞林」]では、広辞苑第五版と同様ですが、第六版では(3)が追加されていますので、“あまりにも誤用が多いから対応したのではないか?”と思われます。
私も(2)ではなく(3)の意味で“煮詰まる”を使ってしまうことが多いです。
初出:にしし ふぁくとりー 今日のいろいろ へのコメント 2008年02月16日 07:15
