〝日経ビジネスオンライン〟の連載記事の第61回が
第61回:若者に見捨てられた新聞に未来はないのか?という記事で、
実は今、日本新聞協会からの依頼で、「若者にもう一度新聞を読ませよう」というキャンペーンに取り組んでいます。4月の新聞週間からスタートです。そういうことで、少し新聞のことについて考えてみたいと思います。みなさんも、もう一度新聞の価値をお考えになり、よろしければご意見をください。なんてことを書いてあるので、
(略)掲載を控えさせていただく場合(略)
他人の名誉を毀損したり中傷する内容(略)
だと〝日経BP社〟編集部は判断したんだろうな。
1週間たったので第62回で続きが読めるのかと思ったら、“新聞”じゃなくて
“ガイジンがつくるラーメン”で学ぶ小さなお店のブランディングで、ズッコケました。
こんなことがあった、備忘録として。
当該記事へのコメント欄とトラックバックを見れば〝未来がない〟ことが分かってしまいます。
傲慢なマスメディアというのは広く知られているところで、当該記事が〝日本経済新聞〟ではなく〝日経ビジネスオンライン〟ということで、自己批判となるのを避けようとしている意図が透けて見えますね。
例としては、いくらでも思い当たりますけれど…。
- 〝新聞は正義である〟とポジショニングして政府高官・政府筋・関係者…の情報を談合して自分たちは直接関係ない形にして報道しています。
- ある新聞社が赤字決算を上場している関連会社(テレビ放送局)から発表しても、他の新聞社が取り上げても、当のある新聞は知らんぷり。
- 他の業界の脱税については大々的に報じるのに、ある新聞社は裏金を作って脱税に当たると指摘されたら申し訳程度の記事にしてやり過ごす始末。
- 他の業界の企業の社会的責任・説明責任とかを追及するのに新聞社の社会的責任・説明責任については、どうなのよ?
信用が無い会社の出す商品は買い控えられますよね。って、それだけの話です。
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どうも“日経ビジネスオンライン”のトラックバックから飛んできました。リンクを貼りましたので報告です。
先週(第61回)の続きが“新聞”ではなくて第62回が“ラーメン”になっていたので、私の思うところを自分のブログに書いてみました。
初出:新聞に価値はあるのかへのコメント 2009/03/13 19:29