2010年10月10日、広島県竹原市は「たまゆらの日」ということで大いに盛り上がったようですけれども、私は、第2話で、志保美りほ さんから招待された“蒲刈の美術館”の近くへ行って見ることにしました。
とりあえず、沢渡楓さんと沢渡香くんと同じように、電車とバスを乗り継いで行くことにします。作中と同じように朝から出発すべきですが、私は昼食を摂ってゆっくりなスタートとなってしまいました。
呉線の竹原駅〜安浦駅の不通区間は、2010年11月1日に復旧の予定なので“代行バス”に乗るのも貴重な経験ではあるのですが、竹原駅出発ではなく、広島駅から直行します。
ココは、やっぱり105系電車の二両編成に乗りたいのですが、広島駅からだと105系電車に乗ったら“可部駅”に行ってしまうので、115系電車の“広駅”行きに乗ります。
広駅の改札は北側の一カ所なので、〝洋服の宵山〟っぽい“洋服の青山”の看板のある方に進みます。横断歩道を渡ります。
って写真撮ってる場合じゃありません、「瀬戸内産交」「さんようバス」は、これを逃せば次は一時間後なので乗り込みます。
“仁方駅前”とかを通って、安芸灘大橋を渡り、蒲刈大橋の手前で一旦左折してロータリに入ると“三之瀬”バス停留所なので下車します。
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目的地の“
管理人さんにちゅーピーくらぶの会員証を見せて入館料を払います。
まず、2階の書斎に上がらせてもらいました。
- 白雪楼 二階
次に、沢渡香くんも見た漢詩。- 白雪楼 天井の漢詩「醉翁亭記」
レプリカ- 白雪楼 二階から対岸を見る
(パノラマ合成処理)- 白雪楼 二階書斎からの眺め
(パノラマ合成処理)- 白雪楼 二階 床の間
“白雪楼”を出て、次のシーンは
だいたいこんな感じでしょうか。
「ほげポンの舞台探訪」さんで「広、下蒲刈周辺」と綺麗に纏められているので、私は駄文を書いて差別化を試みます。
呉市下蒲刈町三之瀬地区への行き方を考える
- 自動車
- 〝自動車で直行〟であれば、有料道路の安芸灘大橋(普通車:700円/回 軽自動車:550円/回)を渡って、空いている美術館とかの駐車場に駐めれば、OK。
“現金で安芸灘大橋を通行して、松濤園 と呉市指定の2カ所の施設を見学し、スタンプをもらえば安芸灘大橋帰りの通行券をもらえる。”という制度があり、三之瀬地区だと蘭島閣 美術館、蘭島閣 美術館 別館、白雪楼 、三之瀬御本陣芸術文化館などが対象になっているようです。詳しくは現地の窓口でお尋ねください。 - 飛行機
- 広島空港からだと、呉市営バスが運行する“呉駅”行きのバスが、1日5便運行されていま
すした。“広交叉点”バス停で下車し「瀬戸内産交」「さんようバス」の路線バスに乗り換えることになりますが、接続は悪いです。
また、呉市営バスについては2010年10月30日以降は減便となる可能性もあります。
注意:赤字路線ということで呉市=広島空港線は廃止されてしまいました。 - 公共交通機関(JR西日本と路線バス)
- 作品中と同じように、竹原駅から呉線に乗ると、仁方駅か広駅で「瀬戸内産交」「さんようバス」が共同運行している路線バスを乗り継ぐこととなります。
路線バスとの連絡を考えて時刻表を見比べてみたのですが、呉線では広駅から竹原駅方面まで区間の列車が少なく、路線バスは広島駅〜呉駅の呉線のダイヤに連絡する設定のようで、竹原方面からの連絡だと“仁方駅”でも“広駅”でも待ち時間は20〜30分ぐらいかかるようです。“仁方駅”と“仁方駅前”バス停との間は離れているし、わかりにくいかも?
作品の中で、朝は「瀬戸内色」の103系電車に乗っていますから、“広島駅”行きの電車です。“仁方駅”ではなく“広駅”で乗り換えている理由を考えてみたら、分かりやすさ・描きやすさを優先したのかな? “仁方駅”を乗り越してしまったとは考えにくいです。
ちなみに“広駅前”〜“三之瀬”まで乗車料金は420円でした。
夕方はドコから乗ったかは描写がないのだけれども、105系電車に乗ったようなので“仁方駅前”で路線バスを降りて“仁方駅”から呉線の“糸崎駅”行きに乗ったのかもしれません。 - 「瀬戸内産交・さんようバス」“三之瀬”バス停留所“中国労災病院(広)方面”時刻表
帰りは、日曜・祝日ダイヤなので、一時間に1本のバスとなります。- 県内高速バスの「とびしまライナー」
- 広島バスセンター〜広島駅〜呉駅経由の「とびしまライナー」がありますが、下蒲刈島には、“見戸代”“下蒲刈中学校前”の二カ所しか止まりません。次は蒲刈大橋を渡って、隣の上蒲刈島に行ってしまいます。
“三之瀬”から“見戸代”バス停留所まで私は歩いて見ましたが、途中の“下蒲刈中学校前”まででも結構な距離があります。地図を見ると海岸沿いの道を約1.1km歩いていました。行きは“三之瀬”バス停留所に停車する、路線バスが〝無難〟と思います。 - 路線バスの乗り方とか
- 広島県のバスの乗り方としては、(コミュニティーバスを除き)「中乗り前降り」です。中扉の横に整理券発行機があるので整理券を取りましょう。
“広駅前”バス停留所を通るバスは「呉市営バス」と「瀬戸内産交」「さんようバス」があります。作品にもあった“白”を基調にしたバスで『豊島(沖友天満宮)』もしくは『大浦』行きに乗ってください。
それと『中国労災病院』行きは島から本土に向けてのバスで、本土に入ると乗車扉は開かないので乗り間違えることはないと思います。
ICカード乗車券「ICOCA 」「PASPY 」は使えません。硬貨、紙幣でも1000円札を用意しましょう。- “水色”を基調にしたバスは「呉市営バス」なので「安芸灘とびしま海道」方面には行きません。乗り間違えないように。
「呉市営バス」の例
- “水色”を基調にしたバスは「呉市営バス」なので「安芸灘とびしま海道」方面には行きません。乗り間違えないように。
- 「白雪楼」入館料(お抹茶付)
- 大人300円、呉市外の高校生180円、呉市外の小・中学生120円となっています。呉市に在住・通学の小中高校生は〝無料〟ですが、竹原市在住の、沢渡楓さんと沢渡香くんはきっちり入館料が必要です。
〝大きなお友達〟向けには、中国新聞 の購読者組織ちゅーピーくらぶの会員証か、JAFの会員証があれば、本人を含め三名までが団体料金の適用となり大人240円、高校生140円、小・中学生90円と割引になります。追記:2010年10月12日、「蘭島閣美術館、松濤園、三之瀬御本陣芸術文化館」の三館に入館出来る「セット券」には「白雪楼」の入館料は入っていない事を電話で確認しました。
- 「白雪楼」は〝呉市有形文化財〟です。
- 確認したところ、2階の書斎で天井の漢詩を見るため仰向けになるのは許してもらえましたが、沢渡香くんにようにバタバタと転げ回るのを真似するのは駄目ですよ。
監視カメラもあるので自重するように。 - 本日(2010年10月11日)の「たまゆら」ファンは三人?
- タイトルの話ですが、管理人さんとお話しさせていただいたところ『「たまゆら」を見て来たんですよ』と話した人が私で三人目だったそうです。竹原市と三之瀬地区との連携はとられていないようで、管理人さんもアニメーション「たまゆら」製作スタッフがロケハンに来た事は覚えていらっしゃいましたが、竹原市での2010年10月10日のイベントのことは、ご存じなかった様子。
アニメーションのテロップで“呉市”がクレジットされなかったのと関係があるのか分かりませんけれども…。 - 突然の「キュィィーン」音に驚く
- お話ししている際に、サイレンとも違う音が響きましてビックリしたのですが、下にある「蘭島閣美術館」にある空調設備の音だそうです。
- 蚊が多い?
- 日本家屋なので、戸を開け放つのが基本。蚊取り器が要所に置かれていますが、それでも蚊が飛んでることもありますので、目撃してもパニックを起こし、室内でヘアスプレーとか噴霧してはいけません。
気になる人は入館前に“虫除けスプレー”をどうぞ。10月になっても“虫除けスプレー”を持ち歩いている方は少ないと思いますが…。 - 漢詩はレプリカ
- 移築の際、2階の書斎天井の漢詩の方も文化財なのでレプリカと入れ替わっているそうです。
オリジナルは頼山陽史跡資料館にあるらしいです。 - 開館時間の午前9時すぎ頃が狙い目?
- 観光の団体客のみなさんは、まず、海岸沿いにある「蘭島閣美術館、松濤園」を見学されてから、上がって来られるので、そういえば、作品での志保美りほさん沢渡楓さんと沢渡香くんも同様でした。
管理人さんによると、二階書斎から見る眺望は、海に反射する朝日や対岸にかかる靄がかかることもある朝もおすすめのようです。 - 2010年11月30日から、休館日が“毎週火曜日”
- いままでは、年中無休だったのですが、2010年11月30日以降、他の呉市の施設同様に“毎週火曜日”が休館日となるそうです。
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竹原市とは違い、まったりとした感じだった、第2話にお出かけした「蒲刈の美術館の近く」まで行ったレポートをでっち上げました。
参考にはあまりならないかもしれませんが。
初出:RCCテレビのニュースでとりあげられた「アニメで竹原市に若者が続々と」のVTRの評判がなにげに良いようですへのコメント 10-10-12 (火) 12:22