2013年8月20日に、JTBパブリッシングが出版している「名作旅訳文庫5 軽井沢 『風立ちぬ』堀辰雄」を購入していましたが、先ほど、読み終わりました。
薄い本だしスラスラと読めると思っていたのですが、サナトリウム後の軽井沢の冬の別荘地のあたりが読み進むのが辛かった。
JTBの関連会社が出版しているだけあって、軽井沢情報などのネタも入っていましたが、最初はともかく、悲しい感じの中で突然〝「水車の道」はどこにある?〟とかページの左に出現しリズムが崩されました。
それより「フレンチ扉」「バルコン」といった“私にとって馴染みのない用語の解説を巻末に回さずに隅に入れてくれた方が読みやすい”と思いました。