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PlayStation版ソフト『輝く季節へ』の感想

私はPlayStation本体を持っていないので、私が買うPlayStation用ソフトとしては2作目となる『輝く季節へ』となります。
4月30日にソフマップ広島店で5979円に値下がりしていたので購入しました。

このゲームには催眠効果があるのか、1プレイ30分しか持ちません。『なんとか眠いところを抜けた』と思ったら、催眠成分にやられてしまうのは勘弁して欲しいです。

声(Character(キャラクター) Voice(ヴォイス))は…とりあえず、瑞佳ちゃんと(To Heartの)葵ちゃんとかぶっていないのでOKです?
繭ちゃんが「ピカチュ?」と言うとかすれば、それはあぜんとして面白いのでしょうが(?)素直に「みゅー」って言ってます。(To Heartの)理緒ちゃん(って誰?)と被っていないので大丈夫でしょう。
留美ちゃんはCharacter(キャラクター) Voice(ヴォイス)演技の振幅が激しいのかな? と思っていましたが、それほどでもなかったですね。いっそ“北辰一刀流(だっけ?)”の使い手とかもっとぶっ飛んでいても良かったかも。無難ですね。
雪見先輩に(To Heartの)あかりちゃんの面影があるのですが、メインじゃないので許容できるでしょう。

茜ちゃんのプレイ中に意識が途切れた(眠った)のでエンディングを見るまで時間はかかりましたが、最後に目が潤みました。
みさき先輩は眠らず一気にいきましたが、途中から泣いてしまいました。
ONE―輝く季節へ(2)[里村茜]ちゃんとONE―輝く季節へ(3)[川名みさき]先輩のノベライズを読んでいたからなのか? 泣いちゃったのは、ノベライズがあったのでイメージが膨らんだのか? それと、この二人のCharacter(キャラクター) Voice(ヴォイス)はよかったです。
ノベライズでイメージが膨らんだとすればONE―輝く季節へ [長森瑞佳]ちゃんとONE―輝く季節へ(4)[七瀬留美]ちゃんのも読んでいるのに、来なかったのが何故か謎ですけどね。

新キャラクターのなつきちゃんですが、他のシナリオとぶつからないように付け足した感じがします。“メガネ”も“お兄ちゃん”も強力な後押しにはなっていないです。
繭ちゃんはWIN版と比べあのシーンがPlayStationだから無いので player の罪悪感の軽減が出来ています。

みさおちゃんの回想シーンはクレジットが出ないエンディングでも他のエンディングでも出るのでちょっと食傷気味になりました。「もう勘弁して」という思い。みさおちゃんの登場するところは何パターンか変化が有った方が飽きなくて良かったかも。ランダムだったら嫌だけどね。

よく言えば“素直な移植”なのでしょうが、単純には『力が入っていない』と思われてしまうところ。
予算と容量の関係でしょうが、男のCharacter(キャラクター) Voice(ヴォイス)が無いところ。ヒロインだけ喋ればいいとの判断でしょうが、住井などの声がないとやはり寂しい。ついつい、スキップボタンを連打していると台詞を見過ごしてしまう。
あと、入れるなら全部に入れた方が良いと思う効果音。
おまけDISCにひねりがない。あの『生徒会室』は手抜きって感じで寂しいと思う。Disk2はサウンドトラックと考えるしかないかな?
せっかく追加した絵がタッチが違うというか絵柄が違うのは…。大人の事情で仕方がなかったのでしょうけどね。
なつきちゃんシナリオを入れるなら、詩子ちゃんシナリオがあってもよかったのでは? 残念かも。
あと、このゲームの発売日のタイミングはKIDとしては狙ったのかもしれないけど。私はタイミング良くなかったと思います。どうしても、あのゲームと比較しちゃうでしょ。やっぱり。
最後、2シナリオで私の琴線に触れてきたので元は取れたと思います。でも、あのゲームと同じ標準価格6800円という設定なのは高いのじゃないかな?

追加:1)おまけDISCは2枚組にして標準価格を6800円にするための言い訳との情報が寄せられました。
   2)男のCharacter(キャラクター) Voice(ヴォイス)を入れないのはコスト削減の一環 との情報が寄せられました。

加筆:『力が入っていない移植』のため、オリジナルキャラクターの“なつきちゃん”以外の攻略はWIN版の攻略でそのままほぼ大丈夫です。

WANI-NET上で発表した物を再構成して書きました。

1999年5月31日 作成
1999年6月5日 加筆


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