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税務署から封書が届いた{2006/10/14}

帰宅すると税務署から長3サイズの封書が届いていました。
次に予想される展開としては…
  • (自称)税務署の方から来た詐欺?
    一応疑ってかからないと。
  • 国税の税務調査?
    査察部に目をつけられるほど国税払っていないし…。
  • 消費税課税事業者の届け出?
    私、同人誌とか出版してないし…。
  • 追徴課税の通知/督促?
    今年の確定申告も口座振替で引き落とされているし…。
とか、いろいろと考えられるのですが、開封すると
国税電子申告・納税システム(e-Tax)」の利用を薦める行政指導でした。
この文書による行政指導の責任者は、○△□税務署長です。
って、書いてあって、社会保険庁のとある社会保険事務所と違って行政指導の責任者を明記してるし、封筒とか書式も本物っぽい物なので本物の税務署から届いたみたい。

劇的な展開ではなく、普通でしたね。
国税電子申告・納税システム(e-Tax)に関するアンケートの依頼について」という行政指導も入っています。
なぜかアンケートの解答用紙にも
この文書による行政指導の責任者は、○△□税務署長です。
って、書いてあるから、これも行政指導なんでしょう。 別にアンケートの行政指導を無視しても別にお咎めはないはずなのだけど、まぁサクッと書いて返送してみます。

国税電子申告・納税システム(e-Tax)の問題点に関しては、磯崎哲也先生のisologue
「電子系の法律」について考える(第1回:日本の認証インフラの現状とハンコ文化)で述べられていて、難しいところはよく分かっていませんが、結論部分は私も『その通りだな』と思うわけです。

アンケートの意見欄には以下のように書きました。
現状のe-Taxでは、利用するつもりはありません。納税者・国民のため便利な仕組みが導入されたときには考慮させていただきます。
他の「電子系の法律」について考えるシリーズでも取り上げられているので、ご参考までに。

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税務署から封書が届いていたけど…

[isologue(イソログ)- by 磯崎哲也事務所」
「電子系の法律」について考える(第1回:日本の認証インフラの現状とハンコ文化)