週刊水曜日[Hatena Blog]

ブログのタイトルは「週間」ではなくて「週刊」なの。

台風接近中の第21回参議院選挙総括

マスメディアのみなさんは、自分たちの誘導したい方向に世論を動かせたと安堵していらっしゃるのかな?

広島選挙区
私は、今回は仕事が忙しくて、各候補者のwebをチェックはしないで、期日前投票してしまいました。
当選された二人(佐藤 こうじ さん、みぞて 顕正 さん)
については、マスメディアで取り上げられているので私が書くまでもないですね。
次点の 河野 美代子 さん
第3位という位置は、どこかの民意を実感できない?“県知事”の対立候補にはなれるんじゃないかな?
第4位、藤本 さとし さん
日本共産党の定位置のような?
第5位、よしなが ゆい さん
テレビニュースで切り取られた演説部分は、私には“とんちんかん”に思ったのでした。自民党を応援する呉経済界による河野 美代子さんへの当て馬かな? と思っていたら、ご自身の考えは『感覚的に近いのは自民党』とか中国新聞の候補者特集の記事で書かれていて納得したのでした。
第6位、福本 じゅんいち さん
大企業の幹部で“ちやほや”されていたけど辞めたら、個人として評価されていなかった…とか?
よくあるテレビドラマみたいな展開でしたね。
安倍晋三総理大臣
JRなんとか駅前とか、自民党候補支援に集まった“ホーム”な人々の中に入って演説すれば、まわりは支持者だらけなのだから“自分に民意がある”とか勘違いしちゃうんでしょうね。
自民党にはだれも指摘する人はいないんですかね。いたとしても聞く耳を持たないのか?
『自分と小沢さん、どちらがふさわしいか』とか政権選択を臭わせておいて、終わるころには『政権選択ではない』とか、ズッコケてしまいます。
中国新聞(The Chugoku Shimbun)のブログ担当者さんの『場の空気が読めない』に納得です。
小沢一郎代表
あえて“アウェー”を回る作戦は小沢一郎さん個人の考えなのか、選挙広告代理店の発案なのか、私には分かりませんけど、安倍晋三さんと対照的でしたね。
中国新聞(The Chugoku Shimbun)のブログ担当者さんの書かれた自民党時代の小沢さんのエピソード面白く読ませてもらいました。
『人は本当に変われるのか?』私にも見極められるかしら? 私は変われないまま生き続けていますので個人的には興味があります。
初出:中国新聞「朝刊探索」2007-08-01 へのコメント(2007-08-02 20:27)