他のテレビドラマが軒並み最終回を迎える中、TOSHIBA HDD&DVDレコーダー HDD300GB RD-XS57でフジテレビの月曜9時枠のドラマ『CHANGE』の録画を継続しています。
6月23日の第7話(15分拡大)での次話予告で〝最終章 序章〟という表示に、私はズッコケてしまいました。
読売テレビ『たかじんのそこまで言って委員会』で三宅久之先生が『大衆迎合』とおっしゃったり、
さて、“最終章 序章”である第8話までを見て、インターネットとマスメディア(テレビジョンの報道部・テレビドラマ製作部門、新聞、週刊誌)が気になったので自分なりのツッコミを書き残してみます。
- 第1話、小学校教師が日本を変える!? 政治の素人が最年少総理大臣に!!
- マスメディアとして父親の18年前の汚職疑惑を報道したのは地方紙でしたが、テレビのニュース番組、選挙速報テロップ、選挙結果確定後のニュース番組での“当確”の訂正と、テレビでの報道と視聴者の反応という形で世論が描写されています。
街頭テレビの例として、電器店(ビックカメラ)の店頭はありかもしれませんが、銭湯のテレビで夕方のテレビニュースを見ると描写で演出するというのは、私にとっては違和感でした。土曜日夕方のテレビニュースの時間帯に電器店も銭湯にも客があふれかえっているものでしょうか? 福岡という設定だと〝有り〟なのでしょうかね。
インターネットは、選挙管理委員会のwebでの公式途中集計結果の画面が出るぐらいで描写は薄く、『CHANGE』世界ではネットはあまり発達していない世界観なのかと思っていました。 - 第2話、国会王子の初体験
- 国会に登院した朝倉啓太に“国会王子”とネーミングするのはテレビのワイドショーだし、内閣支持率の低下を告げるのは新聞各紙でしたが、鵜飼総理の辞任会見はテレビで中継されていました。
“国会王子”がインタビューを受けるのは週刊誌でしたけど。
個人的には先約があるのに泉谷しげるさん演じる 村山さん の陳情を優先し最後まで聴いてあげるはどうなのかな?と思ったのですが。 - 第3話、今夜、総理誕生!!
- 日本政友党総裁選挙に入って選挙プランナー・韮沢勝利さんが張り切って総裁候補のテレビコマーシャルを街頭を始め大展開するのですが、 一政党の選挙では公職選挙法は関係ないのは分かりますが、この広告費はどこから出たのでしょうか?
神林先生の支援だったのでしょうか? お金をかけないのならば、インターネットでの動画配信もあるのに?
テレビ局の営業としてはスポット広告が入るから万歳 なのでしょうけどね。
街頭演説のシーンは、閑古鳥の鳴く食堂をほっぽり出して食堂経営のご夫婦がフジテレビ前の演説会場に駆けつけたりしますが、演出が陳腐で、朝倉啓太さんの演説は、私にはちっとも納得力を持ちませんでした。 - 第4話、いじめられる総理
- ミズクラゲ問題では国土交通省からの膨大な資料と格闘して、結局は中村敦夫さん演じる小野田朝雄先生から森本レオさん演じる東京大学の久野正次郎教授の事を教えて貰い、朝倉総理大臣として判断を決めました。
ネットで検索はしなかったんでしょうかね? 早くたどり着いたと思うのですけど。
『間違いをしたなら、それを認める』これは〝大衆迎合〟かもしれませんが、この事はうなずくところです。 - 第5話、総理休日の大事件
- 朝倉総理の休日ということで、総理番の取材記者と神林先生が気にする内閣支持率ぐらいしかマスメディアでませんでしたね。
- 第6話、恋愛スキャンダル
- 週刊誌で始まった朝倉総理と美山秘書官のスキャンダル報道が、新聞・週刊誌・テレビで取り上げられました。
で、野党革進党の高橋英樹さん演じる野呂代表もようやくの登場です。
神林先生には『インターネットでの調査で内閣支持率が落ちた』と報告がありました。久々にネットが出てきました。 - 第7話、15分拡大SP・衝撃の結末!!消えた総理
- 首席補佐官の美山さんが辞任するということで、国会王子ブログで公募の場面で、インターネットが出てきました。
- 第8話、別れ。そして逆襲
- 小野田先生と石黒賢さん演じる生方先生が、首相にしたい議員のインターネット調査で朝倉啓太がダントツ一位ということで反撃したり、首相官邸webで国会王子のキャラクターが出てきたりと、2話から5話から手のひらを返してインターネットを出してきているので『なんだかなぁ』と思ったのでした。
それと〝チーム朝倉〟というのは〝チーム安倍〟の機能不全って前例があるからなぁ、安直に使うのは『不吉じゃない?』とも思いました。
