ヴェネチア映画祭の閉幕と同じ頃に上映の終わった押井守さんの「スカイ・クロラ the sky crawlers」に対してワーナー・マイカル・シネマズ広島では、まだまだ上映中の「崖の上のポニョ」を9月13日の(18:40)1番スクリーンで見てきました。
自転車に乗ってチケットを買いに行った午前中は曇り空でしたが、夕方から雷雨で自転車は無理で、バス待ちの時間を考えると歩いた方が早いので、ズボンとか濡れつつ汗をかいてスクリーンに着いたのは予告編が始まる前で「崖の上のポニョ」の歌が流れていたかは不明です。
この時期で1番大きなスクリーンでのお客さんの入りは余裕がなかったのでちゃんと確認できませんでしたが、家族連れで来ている人が多い感触でした。予告編が始まってから入場するのは構わないのですが、暗くなって本編が始まってから私の隣の席に親子4人がやって来たのは〝勘弁してください〟その親子連れの3歳ぐらいの子供はおとなしかったのだけど、1〜2歳の子供にはまだ無理で圧倒的な映像の前にぐずり出す始末で〝勘弁してください〟子供を預かってくれるサービスがないから仕方ないのだけどね。
さてさて、事前情報としては「崖の上のポニョ」の歌が頭に刷り込まれていたのと、NHK(日本放送協会)制作の宮崎駿さんについてのドキュメンタリー「プロフェッショナル仕事の流儀」[第45回 スペシャル 2007年3月27日放送][スペシャル 2008年8月5日放送]を見たのと、押井守さんのインタビュー記事などに入る“宮さん”に関する断片でした。
映画本編についてネタバレなしで私が書くとすれば、パンフレット(600円)には“宮さん”の小難しいテーマっぽいことが書かれていましたが…、宮崎駿という絵描き主導で描きたくて見せたい映像を見せ続ける。〝67歳の“宮さん”のイマジネーションすげぇ〟ですね。これにつきます。
この作品のストーリーについてはプロデューサーの鈴木敏夫さんは干渉しなかったようですし、そのことで物足りないと思う人はいるでしょうし、評価が分かれる点でしょうね。