防予汽船 WEBサイトのニュースリリース 民事再生手続開始の申立てに関するお知らせによると、
昨年7月をピークとする最近の原油高騰による燃料高の影響と、景気対策としての高速道路料金割引の煽りを受けて収益力が急速に低下したため、現状のままでは企業存続へ向けての財政状態立て直しが困難と判断し、誠に不本意ながら民事再生申立に至った次第でございます。
と、あります。
麻生太郎政権が鳴り物入りで導入した景気対策で、こうなったのだから、鳩山由起夫政権ではどうするのか? という事でしょうかね。助けるのは日本航空だけでフェリー運航会社は助けないのか? と
とはいえ、防予汽船と関連のある会社としては山口県と愛媛県に限定はされず、瀬戸内海汽船・芸備商船・山陽商船・周防大島松山フェリー・安芸津フェリー・大三島フェリー・瀬戸内産交・さんようバスとあります。
防予汽船の持株会社として2009年年2月に「防予ホールディングス」が設立され、瀬戸内海汽船からの独立がおこなわれているようで、直ちに影響が無いように工夫はされているようです、けれども。
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