2012年6月25日、松下電工ブランドの「SQ934B」半導体式蛍光灯照明器具が不調で使用を取りやめた話題を書きました。
2012年7月29日、松下電工ブランドの「HH8012X」半導体式蛍光灯照明器具の40W・32W環型蛍光灯仕様のペンダントライトが、内側の32W蛍光管のみが点灯し、40W蛍光管が点灯しない状態になりました。
〝こんなこともあろうかと〟は関係なく使われずに押し入れに入っていた、日立製作所ブランドの「RP8B266」“グロー点灯管”式のペンダントライトを引っ張り出し、40W・32W環型蛍光灯とも点灯するのを確認しました。
とりあえず、「HH8012X」を分解して内部を確認します。デスクライトと違い分解できる設計でした。
- 松下電工「HH8012X」基板
目視で電解コンデンサ(キャパシタ)に異常が見えるわけでなく、銘板シールに記入していた製造時期と思われるロットナンバーによると1991年12月頃製造で、交換用の基板が入手可能か疑問です。- 日立照明「RP8B266」内部
“グロー点灯管”と安定器の堅実設計
ホコリを掃除機で吸引して「RP8B266」を再組立して、取り付けたのでした。
松下電工の照明器具は20年過ぎるとタイマーが働くのでしょうか?