週刊水曜日[Hatena Blog]

ブログのタイトルは「週間」ではなくて「週刊」なの。

広島電鉄 大田哲哉 社長が広島商工会議所の会頭になる

>大田・広島商議所新会頭に聞く

紙屋町地下街シャレオの惨状は誰が招いたか? 誰か反省を表明したか? 言いっぱなしじゃあ、信頼されません。
私にとっては単なる地下通路に過ぎないシャレオなどについては、まったく私もそう思います。

中国新聞では報道されなかった、2007年6月28日の第98回 広島電鉄 定時株主総会に出席したとき、私が書いた備忘録によれば、株主との質疑応答の中で『広島市民球場から新球場への移転について見通し』について問われ要約すると
『(広島電鉄の電車・バスの)乗車人員については変わらないと予想している』
という回答を広島電鉄 大田哲哉 社長はされていました。
根拠についても話されていたとは思うのですが、私の備忘録にはメモできていません。
また“広島地域の総合交通体系の提言”による“広島電鉄白島線廃止の提案”については広島電鉄社長として“否定”しましたが、この時、
広島電鉄の市内線を新球場に延伸するという話
は触れられた記憶がありません。
広島市の都市交通について、これを契機にみなさんに考えていただきたい』という事は言われましたが“広島電鉄白島線廃止提案の撤回”で、その後、広島市広島電鉄広島商工会議所・マスメディアも安心しちゃったのか議論とか意見の集約とかしている気配について、私には動きが見えません。

つまりは“広島地域の総合交通体系の提言”も結局、言いっぱなしですよね。

広島市民球場の跡地利用についても、広島電鉄もしくは広電建設が危機感を持っているならばコンペティションの段階で参加しておくべきだったのではないでしょうか?
広島市民球場跡地事業計画案及び事業予定者 選考結果報告書
http://www.city.hiroshima.lg.jp/www/contents/0000000000000/1187573235959/index.html
広島電鉄広電建設の名前はありません。

広島電鉄社長と広島商工会議所会頭の顔を大田哲哉さんは使い分けるお考えかもしれませんけれども。


初出:中国新聞「朝刊探索」 2007-11-03 へのコメント (2007-11-03 19:09)
関連記事
“広島商工会議所”会頭が“広島ガス”の深山英樹さんに決まる
“広島商工会議所”の次期会頭候補が見つかったらしい