中国新聞LEADERS倶楽部 掲載の広島電鉄トップインタビューをもう少し肉付けしたような内容となっていました。
・「現実的に可能な選択肢は地下案しかない。地下案でやるかやらないかだ」
・設計会社に委託した試算で総事業費は140億円と想定。うち線路や信号、架線の整備部分で「十数億円を負担したい」
・駅前大橋線の整備効果について「広島駅と紙屋町が10分で恒常的につなげる」
とあるのですが、広島市道路交通局の高井巌局長への取材も掲載されています。
・「現段階では3案を並行して検討しており、絞るまでに至っていない」
・「広電の試算額では収まらない」
ということで、広島市道路交通局と広島電鉄との間では、摺り合わせ・根回しというか談合はされていないようです。
地上案は論外には同意しますが、もし、広島市が高架案を選択した場合、広島電鉄としては協力できないと宣言しているように受け止めたのですが、大丈夫ですかね。
あと、広島市の試算では250億〜300億円とする総事業費が、広島電鉄では140億円と想定している。という差が気になるのですが…。
地下案にした場合、ひろでんグループで「大改造!!劇的ビフォーアフター」のように140億円の予算内で造ってもらえるのでしょうか?
備忘録として。
- 雑記帳@F-Page広島
- 広電・駅前大橋線は広島駅南口・地下案で決定!??
中国新聞LEADERS倶楽部は、新春企業広告扱いでWEBでも公開していたのですが、2012年1月7日朝刊掲載の広島電鉄 越智秀信 社長インタビュー記事はケチなのか?未だ公開していません。
それはそれとして、地下案の事業費について、広島市は250億〜300億円と試算しているのに対し、広島電鉄は140億円と試算し、前回のインタビュー記事とは20億円の差があります。これは広島電鉄で「十数億円を負担したい」ということで除いた金額だったのかもしれません。
以前の、新広島市民球場建設決定前の『建設費はいくら?』議論を思い出してしまいました。
初出:広電・駅前大橋線は広島駅南口・地下案で決定!??へのコメント 2012.01.07 23:16
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中国新聞 『ちゅーピー子ども新聞 2011年6月 第39号』6面- 路面電車の未来予想図[PDF]
中国新聞 - 電車新路線 年度内に基本案(ウェブ魚拓)
- 広電が「駅前大橋線」新設へ(ウェブ魚拓)
- 広島の元気を作る 中国新聞LEADERS倶楽部(2012年)
- 広島電鉄株式会社 トップインタビュー(ウェブ魚拓)
- 広島市 広島駅南口広場再整備に係る基本方針検討委員会
- http://www.city.hiroshima.lg.jp/www/contents/0000000000000/1285578941347/index.html