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広島電鉄“駅前大橋線”は高架案で決まり?

日本経済新聞毎日新聞のそれぞれが広島電鉄 椋田昌夫(むくだ・まさお) 代表取締役社長 へのインタビューを基にした記事としてWEBに公開していました。また、毎日新聞は、西日本旅客鉄道JR西日本広島支社長ともインタビューを基にした記事もWEBで公開していました。

“駅前大橋線”の工法について、椋田社長は「JRが橋上駅を整備するのであれば利便性のことを考えれば高架式の方がいい(日経 2013/1/29 11:56)」「高架案はJRへの乗り継ぎが良い。広島の交通体系の前進に協力したい(毎日 2013年01月30日)」と述べた。と書かれています。
JR西日本広島支社長は、「広島市が最終的に決めるのが大前提だが、「高架案」ならJRの改札と広島電鉄の乗り換え利便性が一番良いのではないか。(毎日 2013年02月02日)」とあり、広島駅自由通路整備とも関連させ“ひろしま駅ビルASSE”を建て替えることに言及しています。
広島電鉄JR西日本ともに〝広島市の検討委員会で工法を決める〟という前提があるわけです。

一方、中国新聞(The Chugoku Shimbun) 2013年2月4日付 朝刊 オピニオン欄にて「電車の未来 語る言葉を」という題で 桑島美帆 記者の署名記事が掲載されていました。
それを私が要約すると〝椋田社長は市への配慮を強調ばかりせず、意見を語れ〟〝「お上任せ」に戻っては困る。〟ということになるのでしょうか? WEBには公開されていないので紙面で原文を参照出来る方はご確認ください。
前社長だった 越智秀信(おち・ひでのぶ) 取締役は、マスメディアへの情報提供などを行っていたようですが、広島電鉄取締役会を経ていない個人的意見と広島電鉄としての見解が混同されて報道され、結果として“解任される事態の一因になった”と私は思うのです。
情報発信は積極的に行って欲しいのは同感ですが、企業統治との折り合いもありますし難しい問題ではあります。ただ“マスメディアにも責任は少しはあるでしょ?”とも私は思います。
備忘録として。


雑記帳@F-Page広島
広電・駅前大橋線は広島駅南口・地下案で決定!??

T.Kaze さん、こんばんは。

日本経済新聞毎日新聞のWEBを見たところ、広島電鉄 椋田昌夫 代表取締役社長とJR西日本広島支社長ともに、駅前大橋線は“高架案”で問題ないという見解のようですね。
自分の記事では書かなかったですが、運賃値上げも消費税の引き上げと同時期まで先送りになりそうな書かれ方でした。


初出:広電・駅前大橋線は広島駅南口・地下案で決定!??へのコメント 2013.02.04 23:54

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中国新聞(The Chugoku Shimbun)
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広電、高架案に方針転換ウェブ魚拓