週刊水曜日[Hatena Blog]

ブログのタイトルは「週間」ではなくて「週刊」なの。

銀行の法人向けサービスの振込手数料が高いのはどうして?

某所にて、
・“振込手数料:735円”というのは高いのではないか?
という話題が出たので、検索してみたところ、法人向けサービス(EB)において“他行当て”の日本のメガバンクの標準的な手数料みたいと分かりました。

三菱東京UFJ銀行BTMU
振込手数料:三菱東京UFJ銀行
http://www.bk.mufg.jp/tesuuryou/furikomi.html
三井住友銀行SMBC
振込手数料 : 三井住友銀行
http://www.smbc.co.jp/kojin/fee/furikomi.html#attention07
みずほ銀行
みずほ銀行:振込手数料(1件当たり)
http://www.mizuhobank.co.jp/fee/furikomi.html
みずほ銀行:その他手数料一覧
http://www.mizuhobank.co.jp/fee/sonota.html

三菱東京UFJ銀行BTMU)には制約はないのに、三井住友銀行SMBC)と みずほ銀行 では 法人向けサービス(EB)では一般の振込よりも給与振込だと手数料が安いのはどうして?
と話題が変わったので、銀行側の経験はないのだけど、

コレは類推だけど、給与だとある程度まとまった数(従業員分)を毎月12回。賞与を支給する会社だと+2回で、年14回はあるイベント。それに、取引先等への一般振込と同様に金額を差し引いて支払うわけにはいきません。ディスカウントしないと他銀行に逃げちゃいます。
昔々のことを思い出して、 地方銀行のWEBによれば、給与振り込みは同じ日に設定する会社が多く集中するので、他行当てを含む給与振り込みデータにおいては振込日の3日前までにデータの送信という制約が残っていました。昔々は自行宛も含め3日前だったと記憶しているので、この点は緩和しています。

閑話休題(かんわきゅうだい)、一般取引先宛は毎月あるかもしれないけれど、単発かもしれず会社によって多いときも少ないときもあると変動するので、給与との扱いと区別して銀行側は設定していると思われます。


初出:某所 でのコメント

さらに
・振込手数料でも個人向けと法人向けサービスでは法人向けサービスの方が高いことはなぜ?
と話題が転換。

コレまた類推だけど、会社が給与振り込みに使う口座ということは決済用=メインバンクって事で優遇しているのかも? 借りる方はメインバンクと思っていても世知辛い世の中、融資断られたりするらしいし…、その会社が他行に口座を移したら当然融資を切るとか?
確かに個人用よりも高いのは不思議な気もするけど、『個人向けより高いのはケシカラン!』と交渉するよりも、給与支払いに関する事務経費と言うことで会計処理した方が素直な気がします。


ちなみに、私が最初に就職した会社では、その会社のメインバンク(地方銀行)に給与振り込み用に口座を作らせてました。これだと、“自行同一店舗”扱いで、振込手数料が“無料”になるからね。


今思うと、ネットオークション用に振込手数料の有利なネット銀行に口座作って備える節約術と同様でしたね。


初出:某所 でのコメント

銀行の振込手数料に関しての私の類推が正しいのかはよく分からないけれど、備忘録として。

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