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パープルソフトウェア「夏に奏でる僕らの詩」5周目終了“見解とか評価”

2010年4月9日に、Purple software(パープルソフトウェア)夏に奏でる僕らの詩』を5周目、メインヒロイン? 中川かのんさんじゃなかった、葉山歌音さんのルートを読了しても、SD絵が1枚だけ閉じて残ってしまったので、スキップしつつループする羽目になりましたが、全部回収することが出来ました。
“見解とか評価”を書きかけにしていたら、いろいろとあって、途中まで放置していたので、サルベージします。

【夏に奏でる僕らの詩】応援バナー

葉山歌音さんのルートの“見解とか評価”を書くとしたら、〝職業:アイドル〟ということで『秋色恋華』や『WHITE ALBUM』を超える物を見せて欲しいですが〝期待しちゃいけないな〟というオチ。それでも、メインなだけあって他のルートよりは良かったかな?


全体の“見解とか評価”に移りますが、

Purple Software の“チック・タック”モデル戦略?

だと、『メモリア(MEMORIA)』『SignalHeart(シグナルハート)』、私はスルーした『シグナルハートぷらす』と続いて、もうそろそろOverweight(オーバーウェイト)な作品を期待していたのですが、Underweight(アンダーウェイト)まではいかないもののNeutral(ニュートラ)な評価としますが、『メモリア(MEMORIA)』『SignalHeart(シグナルハート)』レベルのUnderweight(アンダーウェイト)ってPurple software(パープルソフトウェア)版「天使のたまご」ですからね〜、作品としては安定はしているのかな?

良かった点
発売日に“修正パッチ”が用意されていたので、テキストの読みやすさは改善されていました。
ムービーは良い仕事してます。〝本編にも反映させて欲しい〟というか背景絵とか流用できないの?
河合優子さんの“cmvs”システムも良いです。
悪かった点
良かった点を三つ考えるにも、無理矢理なぐらい、シナリオ(内容)の構成・バランスが悪い。
シグナルハート」の反省で、この構成にしたのかもしれないが、それぞれのヒロインの担当の話以外は変化のない同じシナリオを見る事になり、スキップで飛ばすから短い気がするし、モヤモヤする。
九重遥〟のボンクラさが強調されすぎて、それまでのヒロインを含めた子供子供したストーリーから、個別ルートに入っての“濡れ場”な展開は逆に引いてしまうし、「“濡れ場”を入れている」から「ストーリーのつまらなさは勘弁してくれ!」なのか?
結局、ヒロインたちは〝九重遥〟のどこに惹かれているのか、分からない。ストーリーで触れられているけれど、〝5年たっても、それでも好きな理由〟が弱すぎる。〝恋に理由などいらないない〟としても納得させる力が無いと駄目でしょ。
今までのラインナップで良い人しか出てこなかった、反動なのか悪役を表現するのが下手すぎ。中途半端な悪役なので、〝小池竹蔵さんがミスキャストなのかも?〟と思ってしまうぐらい。
Floating Material』を笑えないぐらい、世界観というか背景絵の統一感がない。
フィクションだから具体的な舞台設定までは求めていないが“五彩島”は“島”なのに鉄道があるけど、本土に行くには船に乗る場合もある?
“五彩島”でほどよく過疎で遺跡を使った観光の振興を望んでいるハズなのに、駅前はステージが建つし島の商店街にしては豪勢だしシナリオ共々バランスが悪い。

“見解や評価”つまりは“感想”をErogameScape−エロゲー批評空間−さんのところに投稿しました。

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