路傍の石の“週刊水曜日”に対して中国新聞が反応してもらえました

「広島電鉄旧廿日市変電所」について2009年3月5日以降、中国新聞(The Chugoku Shimbun)で取り上げなかったのは、何故か?
聞いてみたくなったので、中国新聞(The Chugoku Shimbun)に2009年7月11日の午後11時過ぎ、mailで問い合わせてみました。

Subject: 広島電鉄もしくは廿日市市から圧力があったのですか?

前略中国新聞の2009年3月5日付朝刊で、広島電鉄“旧廿日市変電所”の取り壊しを知ったのですが、
http://www.47news.jp/localnews/hiroshima/2009/03/post_20090305004329.html
その後、鳩山邦夫(前)総務大臣の東京中央郵便局の問題で、歴史的建造物について文化欄で取り上げた記事を見た覚えがあります。
絡めて報道するのかと思っていたら、その後音沙汰がなかったように思います。
もし、御社の夕刊で取り上げていたのでいたら、私は朝刊だけしか取っていないので見ていないのですが…。
レンガは跡形もなく撤去され「広電廿日市月極有料駐車場」になったことについて題名に書きましたように、広島電鉄もしくは廿日市市から、圧力・要請・抗議などがあって記事にしなかったのでしょうか?
ただ、砂利の敷かれた「月極有料駐車場」では記事が成り立たないと自主的に判断されたのでしょうか?
お忙しいところ申し訳ございませんが、ご回答いただければ幸いに存じます。
草々
初出: 私から中国新聞へのmail

なんか、あいかわらず〝角が立つ〟文章です。中国新聞(The Chugoku Shimbun)から先ほど返事が来ました。

中国新聞(The Chugoku Shimbun)の見解として要約すると、

① 東京中央郵便局と（旧廿日市）変電所は、全く次元の異なる存在と判断した。

② 広島電鉄や廿日市市から「圧力」「要請」「抗議」があれば、そのことを書く。（書かないということは、そういった事はなかった。）

③ 続報について−
記事を精読、熟読していれば、理解していると思うが、広島電鉄と廿日市市

双方に「保存する気もない、期待もしていない」ということです。

　この種の、保存の動きについては、住民運動が起きない限り「続報」を書くのは、新聞社の“独善”と受け取られ兼ねます。公共的な要素の強い企業とはいえ、“有効活用”を批判することは難しいものと考えます。
ここは下手に要約できないので、そのまま抜粋します。

中国新聞(The Chugoku Shimbun)の独自の判断により、続報または結果報道をする内容ではないもの、と判断した。

このようなお返事をいただきました。
“中国新聞社ふれあい読者室”のご担当者の方、お忙しいところ、ご回答いただき、ありがとうございました。

引き続き、『読売新聞が2009年7月11日に報道した〝旧広島陸軍被服支廠〟の記事は〝飛ばし記事〟なのか? 〝飛ばし記事〟では無いのなら中国新聞は、何故この問題を報道しないのか?』についてのお返事をお待ちしています。